「Marc 2017」リリース開始‐非線形機能を拡充

2017年7月21日
エムエスシーソフトウェア株式会社
エムエスシーソフトウェア株式会社は、7月18日に、「Marc 2017」のリリースを開始しました。
Marc 2017では、アダプティブメッシング、材料モデリング、接触機能を組み込んだMarc独自のテクノロジーを拡張し、ユーザーの生産性を高め、非線形モデリングの精度を高めています。
このリリースでの強化された機能は、以下のとおりです。
 
・材料データフィッティング機能の拡張
プラスチック、ゴム、複合材 などの複雑な材料モデルでは、正確な試験と材料特性の評価が必要です。 Marcは、材料モデリングと材料データフィッティングの最前線に立っています。ユーザーは、炭素充填ゴム、熱可塑性樹脂、複雑な異方性を示す圧延板金、その他の非線形材料の実験データに基づいて、適正な材料特性を得ることができます。この新機能により、ユーザーは高度な材料の物理的な挙動をより確実にモデル化し、時間とコストを短縮できます。
 
・生産プロセス解析機能の追加
複合材やその他の接着構造で起こる溶接や剥離など熱による接着のシミュレーションが利用可能になりました。この機能により、エンジニアリングプロセス中の位置・温度の変化に基づいて接触挙動の変化を確認できます。
 
・生産性と効率の向上 
マトリクスソルバー機能の強化により、計算時間が大幅に短縮され、生産性が向上します。Marcのグローバルアダプティブメッシング機能は、ゴム、製造、および亀裂進展解析において幅広く使われています。また、曲げモデルにしばしば必要とされる高次の四面体要素が拡張されました。さらに、変形形状を的確に表現し、より高品質の有限要素メッシュを作成するプロシージャーが改善されました。
 
要素ライブラリでは、異なる要素タイプをスムーズに連結する新しい遷移ピラミッド要素が追加されました。複雑な形状では、新しく生成されたメッシュによりモデル内の要素数を減らし効率を高めることができます。
 
Marc 2017は、複合領域解析ソフトウェアとして、ピエゾ要素を使用するトランスデューサ、制御システム、圧力センサ、モーターなどのモデリングを強化しました。これらの高度な解析を行う際にMarcの要素テクノロジーを補完する、曲げ挙動をより詳しく表現する高次3次元要素が追加されました。
 
・拡張性
エンジニアは、Marc 2017に新しく追加された材料データファイル暗号化システムを使って材料モデルを容易に安全に共有することができます。これにより、材料試験機関、OEM、サプライヤ間で効率的なワークフローが提供されます。知的財産を保護しながら、さまざまな組織のエンジニアが相互に一貫したモデリングを確実に行うことで、設計の繰り返しを減らすことができます。
 
・ユーザーインターフェイスの向上
Mentatでは、CADとCAEの統合がさらに進化しています。 CAD形状は、モデル生成から結果提示まで、設計プロセス中に情報が失われないよう十分に利用されています。
 
航空宇宙、自動車、バイオメディカル、石油・ガス、製造業における膨大なシミュレーションに対応するため、世界中のエンジニアがMarcの完全で統一されたフレームワークに信頼を寄せています。「NASA Tech Brief 2016 Product of the Yearを受賞したMarcの機能強化により、ユーザーに使いやすさとより正確な結果を提供します。」 MSC Software CorporationテクニカルフェローのDr. Ted Wertheimerは述べています。
 
弊社では、来る9月5日(火)大阪、9月6日(水)名古屋、9月8日(金)東京において、Marc Users Meeting 2017を開催いたします。詳細は下記URLをご覧ください。
以上
■この件に関するお問い合わせ
エムエスシーソフトウェア株式会社 マーケティング部  秋元
TEL: 03-6911-1218 / E-mail: mscj.market@mscsoftware.com