東電設計、原子力施設の詳細3次元FEMモデルの構築に「MSC Apex」を試験採用

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2017年12月12日

エムエスシーソフトウェア株式会社

 

エムエスシーソフトウェア株式会社 (代表取締役社長:加藤 毅彦、本社:東京都新宿区 以下MSC)は、本日、東電設計株式会社(代表取締役社長:大河原 正太郎、本社:東京都江東区 以下東電設計)<http://www.tepsco.co.jp/>が、原子力施設のより現実に近い高精度な3次元FEMモデルの構築技術を将来的に獲得することを目的とした自社研究において、次世代CAEプラットフォーム「MSC Apex」を試験的に採用したと発表しました。

 

原子力施設の新規制基準の施行により、原子力施設の詳細3次元FEMモデルを用いた検討が行われる事例が多くなりました。そうしたなか、構造物の専門知識を有するエンジニアが図面からのFEMモデル化に膨大かつ煩雑な作業を要するため、作業の自動化が求められてきました。MSC Apexを活用して建屋の形状を忠実にモデル化するプロセスを自動化することにより、作業の効率化とミスの軽減の実現を検証します。

 

MSC Apexにはフィーチャ削除、形状クリーンアップなどの機能が搭載され、また形状の修正に伴い荷重や拘束条件などが自動的に更新され、ヘキサメッシュが即座に再生成されます。これにより厳密な詳細モデルの作成と修正にかかる時間を大幅に短縮するだけでなく、形状変更や図面との差異に即座に対応し、再計算に伴う時間とコストを大幅に削減します。

 

東電設計株式会社担当者は次のように述べています。「これまで詳細3次元FEMモデルは、計算負荷が膨大であることに加え、モデル化の困難さ故に利用が進んでおりませんでした。しかしながら、計算環境が大幅に向上しつつある現状を考えると、モデル化能力の向上も迫られております。今後,MSC Apexの力を借りて高精度な評価を行っていきたいと考えています。」

 

弊社代表取締役社長 加藤 毅彦は次のように述べています。「弊社では、原子力分野において、世界レベルで建屋や格納容器、各機器の構造・強度・振動・熱の解析のみならず原子炉内の制御棒の挙動を検証する機構解析など、長年にわたる実績を有しており、東日本大震災後、従来の簡易的な応答スペクトル解析による耐震性能評価に加え、より厳密な物理モデルによる精度の高い終局耐力シミュレーションの必要性をいち早く訴えて参りました。この度の東電設計様の試験採用を機に、次世代に向けた革新的な解析手法と開発効率化に一層貢献できることを大変誇りに思います。」

*記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

以上

MSC Softwareについて

MSC Software Corporationは複合領域シミュレーションソリューションのグローバルなリーディングカンパニーとして、製品の設計やテストにおける品質向上、時間短縮、コスト削減を支援するソフトウェアおよびサービスを提供しています。MSC Softwareは、シミュレーション技術、ソフトウェア、ならびにサービスにより、短期間でより優れた製品を開発できるよう、世界中の何千社もの企業と協業しています。

MSC Softwareは米カリフォルニア州ニューポートビーチを本社とし、世界22カ国に営業、技術拠点を展開しています。1982年2月に日本法人を設立し、東京本社の他、大阪・名古屋に営業拠点があります。従業員数は世界で約1,300名です。

ホームページ:http://www.mscsoftware.com/ja  

 

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