SimDesigner

CAD組み込み型の複合領域シミュレーション

SimDesignerは、CATIA V5 CAD環境で利用できるMSC Nastran、Marc、Adamsから、線形および非線形のFEA、熱解析、および機構解析の各機能を実行します。メーカーの多くは、単に設計を解析するだけではなく、機能上の性能解析で設計を主導するために、製品開発プロセスでシミュレーションを推し進めたいと考えています。これは、設計と解析エンジニアの間に壁がある企業にとっては難題かもしれません。CAEエンジニアはごく基本的な解析を始めるだけでも詳細な図面を待つ傾向がある、逆に設計エンジニアはCAEの完了を待ってしまうからです。更に悪いことに、設計サイクルの終盤で変更を行うと、コストは何倍にも膨れあがる可能性があり、市場への投入も大幅に遅れてしまいます。

SimDesignerであれば、線形FEA、非線形FEA、およびマルチボディダイナミクスソルバーの各技術をCATIA V5ユーザー環境機能の内部で利用して、設計者またはアナリストは早期の解析が可能になります。使い慣れたCAD環境で使いやすい解析機能を提供すれば、CADの変換や修正が不要になる、設計プロセスの早い段階でシミュレーションが可能になる、そして製品がお客様に届く前に設計上の欠陥を修正できる、といったメリットがあります。

SimDesignerには、以下の機能があります。

  • Adamsソルバーテクノロジを搭載
  • CADアセンブリ上でマルチボディ・ダイナミックモーション・シミュレーションを実行
  • 接触と摩擦を含むメカニズムのシミュレーション
  • 自動的にCATIAアセンブリをモーションシミュレーションモデルに変換
  • モーションシミュレーションの結果として、パーツのたわみおよび応力を計算するために弾性体をサポート
  • 有限要素モデルに境界条件および荷重を作成するため、モーションワークベンチからストラクチャワークベンチへ荷重履歴をシームレスに転送
  • CATIA V5アプリケーションにてモーションのポスト処理の実行
  • MSC Nastranソルバーテクノロジを搭載
  • 微分剛性、座屈、モーダル周波数応答で、線形静解析、固有モード解析、固有値解析の実行
  • 構成要素間の大変形、材料塑性、および非線形接触をシミュレーションするための非線形解析機能を含む
  • モーションワークベンチから抽出された荷重を境界条件として自動的に適用する
  • 熱や温度変化による機械的応力を検討するために、サーマルワークベンチと組み合わせることで熱-機械連成をサポートする
  • 多段階プロセスを経たパーツの挙動をシミュレーションするための多段階解析の実行
  • MSC Nastranソルバーテクノロジを搭載
  • 定常および非定常熱伝導解析の実行
  • 伝導、対流、および流束による熱伝導のシミュレーション
  • 構造解析において、境界条件として使用するための温度分布の提供
  • アセンブリにおける接触の自動認識(伝導挙動に寄与)
Integration to MSC Nastran Solver

Integration to LS-Dyna Solver
  • 高性能コンピュータのハードウェア上で双方向アクセスサーバー側のシミュレーションツールを提供(MSC Nastran、Marc、LS-DYNA)
  • CATIA V5環境を離れることなく、即実行可能なソルバー入力データのエクスポートおよびシミュレーション結果のインポートが可能
  • リモートキューでジョブのサブミットをスケジュールおよび監視