複合材利用の最適化を拡張、分子シミュレーションからマクロスケールのダメージ予測までを連結

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2020年6月29日

エムエスシーソフトウェア株式会社

【ルクセンブルク6月9日発】

 Hexagon Manufacturing Intelligence グループ会社であるe-Xstream engineering株式会社は、マルチスケール材料モデリングソフトウェア「Digimat」の最新バージョンをリリースしました。Hexagon 10X ICME(Integrated Computational Materials Engineering:統合型材料開発エンジニアリング、以下ICME)ソリューションの一部としてすべてのスケールにわたる高度な複合設計機能を拡張しました。

 

複合材料の開発コストを削減することは、材料サプライヤーにとって優先事項ですが、樹脂の化学組成から製造プロセスに至るまでの膨大なシステムのあらゆる過程が最終性能に影響するため、現状では材料開発は非常に複雑です。この複雑な開発を管理するために、Digimatは、分子シミュレーションソフトウェアとの連携のみならず、ミクロレベルの特質から化学構造に基づいて材料の特性を予測できるように拡張されています。メソレベルでは、一方向複合材料の直接解析機能のワークフローも強化され、物理的もしくは仮想的な材料の構成要素に基づいて各レイヤーの特性を予測できるようになりました。

 

複合材を効果的に使用し、ビジネスにおけるニーズを満たすには、部品の実際の形状から積層パターン、選択した構成要素から製造プロセスまで、あらゆる過程が重要です。エンジニアは、複合設計プロセスにおけるこれらの難解な事象を説明する必要があります。これらのシミュレーションの進歩は、設計者がこれらすべての複雑な過程を考慮し、ICMEアプローチを通じた情報分析を可能にすることにより、高度な材料のポテンシャルを最大限に活用するのに役立ちます。

 

Pr. Camanho と共同で開発した最先端の進展型破壊モデル(PFA)を使用して、自動積層装置による空隙やギャップなどの欠陥の影響を、フルスケールのクーポン試験の解析に対して特徴付けることができます。その結果、エンジニアは安全率と軽量化を考慮して材料の使用を最適化するため、部品をより高い信頼度で最適化できます。

 

さらに、Digimat 2020では、この高度なPFAモデリングをMarc、MSC Nastran、およびユーザーサブルーチンを介して他の構造解析ソフトウェア内で利用できるようにしています。これにより、エンジニアは負荷がかかっている構造の詳細で正確な損傷予測を行うことができ、材料の過大評価を回避できます。

 

製造設計も改善されています。 Marc、Abaqus、LS DynaなどのFEMソルバーによる熱構造解析を、Digimatによる製造プロセスとのデジタルツインに適用できるようになり、メーカーはこの新機能によりコストのかかる再設計を回避するのに役立てることができます。特に、設計者は、金型設計に起因して発生するひずみを考慮し、必要な形状を実現できます。

 

*記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

以上

 

■Hexagon/MSC Softwareについて

Hexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型ソリューションのグローバルリーダーです。データを活用して、産業、製造、インフラストラクチャ、安全性、モビリティのアプリケーション全体で効率、生産性、品質を向上させています。

 

Hexagonのテクノロジーは、都市と生産のエコシステムを形成し、接続性と自律性を高め、スケーラブルで持続可能な未来を実現していきます。

Hexagonに関する詳細はこちらをご覧ください:hexagon.com

 

e-Xstream engineering は Hexagon のグループ会社であり、統合型材料開発エンジニアリング(ICME)ソリューションを提供し、正しい材料を正しいプロセスにより正しく適用することにより、製品パフォーマンスの革新と最適化を進めます。

 

Hexagonには50か国に約21,000 人の従業員を擁し、売上高は約39億ユーロです。

 

お問い合わせ:

エムエスシーソフトウェア株式会社 マーケティング部 秋元・笠木

E-mail: mscj.market@mscsoftware.com