Patran 2021.2 リリース開始

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2021年6月24日

エムエスシーソフトウェア株式会社


エムエスシーソフトウェア株式会社は、「Patran 2021.2」のリリースを開始しました。

Patran 2021.2では、MSC Nastran の新しいカードのサポートや、形状初期不整解析の継続的な開発、新しい CAD のフォーマットにも対応しました。 またエムエスシーソフトウェア製品の MSC Nastran 2021.2 と Marc 2021.2 と Dytran 2021.1 の最新リリースにも対応しました。

Patran 2021.2 では次の新機能の追加と機能改良が行われています。

 

■MSC Nastran の形状初期不整解析用にポスト処理を改良しました

形状初期不整解析に関連した継続的な開発として、形状初期不整設定時に参照した結果ケースの結果を、形状初期不整の結果と同時に表示するための機能がポスト処理に追加されました。 この機能は、Quick Plot、Deformation、Fringe、Marker、Contour、IsoSurfaceのDisplay Attributes フォームの Geometry Scale で Imperfect と Perfect の切り替えを行うことで対応できます。 下図のように変形前の形状に参照した結果ケースの変形図を表示し、形状初期不整の結果(変形とフリンジ表示)との同時表示が行えるようになりました。

ワイヤーフレーム:形状初期不整で参照したモード結果形状初
変形図とリンジ:形状初期不整解析結果

 

 

線形接触の定義が追加されました

SOL 101 及び SOL 400 の線形接触(BCPARAのパラメータLINCNT)の指定が可能になりました。
Analysis アプリケーションメニューの Contact Parameters... から Linear Contact : へアクセスでき、線形接触を利用する場合Yes を選択(LINCNT に 1 が設定)、大変形で線形接触を強制する場合 Forced を選択(LINCNT に -1 が設定)、一般の接触を利用する場合 No(デフォルト設定)を選択します。

Linear Contact : で指定したオプションと出力コマンドの関係

Linear Contact : Yes
BCPARA 0 NLGLUE 0 METHOD SEGTOSEG LINCNT 1

Linear Contact : Forced
  BCPARA 0 NLGLUE 0 METHOD SEGTOSEG LINCNT -1

Linear Contact : No
   BCPARA 0 NLGLUE 0 METHOD SEGTOSEG

 

CATIA V6 をサポートしました

CATIA V6 の3DXMLファイルのインポートをサポートしました。3DXML ファイルのAuthor モードおよび Review モード両方をサポートしています。Author モードは Parasolid を経由し読み込みを行い、またFeature Name や Publication をツリー構造としてインポートし、Group > Hierarchical から表示/非表示等を行うこともできます。また Review モードは、テセレーションデータ(三角形パッチ)のみが Patran にインポートされます。

 

結果出力フォーマットが見直しされました

Analysis アプリケーションメニューの Output Format フォームから、一部の廃止された OUTPUT2 Requests : のオプションを削除し、いくつかの新しいフォーマットが OUTPUT2 Format : に追加されました。これらは、利用する MSC Nastran のバージョンによってコントロールされます。

   

 

解析プリファレンスの対応バージョンの更新

 

CAD アクセスのバージョンアップ

その他のバージョンアップ

Patranのバージョンアップに伴い以下のソフトウェアもバージョンアップされております。
  - MSC Fatigue 2021.2
  - FlightLoads 2021.2

 

■この件に関するお問い合わせ
エムエスシーソフトウェア株式会社 マーケティング部  秋元